小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

笑いの効用

 10年以上前に、フーという奇声を発し、「ハードゲイだ」と、腰を前後に振りながら人前で自己主張するレーザーラモンHGさんが流行りました。最近また人気が高まっているようです。

 

 ここ数年来の、ポリコレと呼ぶのでしょうか、いわゆる性的マイノリティーを巡る社会的風潮の中で、ゲイを面白おかしく扱うことが憚られるようになりました。ゲイだけでは勿論ありません。性的な事について、被害者・加害者を問うのに敏感な空気が世間に漂うようになっています。

 

 そんな息苦しさの中で、変わらず自身を「ハードゲイ」の立場に置き、人を笑わせようとするレーザーラモンHGさんの行為には、清々しいものがあります。ゲイとは別の立場からゲイを笑うのでなく、ゲイの立場に立つ自分自身を笑わせるという点に、健康的な何かを感じさせられます。

 

 ソビエト連邦の時代、ロシアではアネクドートと呼ばれる風刺的小話が流行りました。それは、どうしようもない自分たちの生活や社会のあり方を、内側から笑いにしてしまうものでした。例えば、私の記憶しているもので、以下のような話があります。


教師: アメリカ資本主義はどのような状態か。

生徒: 資本主義は崖っぷちに立たされています。

教師: では、我々共産主義はどうか。

生徒: 共産主義は資本主義より一歩進んだ社会です。


 笑いは心の重さを軽くしてくれます。

 小児性愛については、どうも重い話しか見当たらないようですが、レーザーラモンHGさんのように、明るく自分たちを笑いの元として示していくと、何か良い事があるかもしれません。