小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

人生は苦しいもの

厚生労働省により令和4年6月9日に行われた「第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」の参考資料によると、精神疾患を有する患者数は、平成29年の段階で、419万3千人だそうです。 これは、精神科を受診したり、入院したりし…

性指向と性嗜好とやら

ペドフィリアがLGBTに含まれない理由として、ペドフィリアは、ホモセクシャルのような性指向ではなく、単なる性嗜好である、という事がよく言われます。音声としては全く同じなので、文字を見ないと分からない面倒な言葉です。 嗜好というのは、好みの話でし…

治ったらどうする?

Yahooの知恵袋を見ると、ロリコンは治りますかという質問が時々あります。これは何とも言えない話であり、治ると明言する医者もあり、完治は難しいと言う人もいます。 しかし、この質問をよく吟味するなら、「大人の異性を好きになって、子供に対する性欲そ…

好感と反感

飼い猫の中には極めて馴れっこいのがいて、顔を見れば寄ってくるばかりでなく、体をくっ付け離れようとしない者もいます。それは、あたかも相手と一体になりたいと体全体で表しているかのようです。好意の塊になっています。 そもそも、好感というものは、そ…

ヴィーガン、サイコパス、ペドフィリア

日本でヴィーガンと聞くと、面倒でわがままな連中だというイメージが少なからずあるようです。SNSでは、ヴィーガンの主張に対して行われる猛烈な反論や暴言に、枚挙にいとまがありません。 ヴィーガンが何のためにヴィーガンをしているのかを振り返れば、ア…

マイノリティーはやり

以下、2023年3月の記事です。 キャラと「結婚」2年で200組以上、「二次元恋愛」の今…「恋愛に与える影響は増大し続ける」 : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20230224-OYT1T50172/ こういう人々に対し、「フィクトセクシャル」と…

犯罪防止治療に再度物申す

「小児性愛は依存症の一種。誰でもなりうる」…医師が語る加害者治療【こども・若者の性被害をなくそう】(日テレNEWS) #Yahooニュース 上記の記事が2023年8月1日付けでありました。この主張をまとめると、小児性愛については ①してはいけない事だと自覚させる…

「犯罪を起こさせない治療」は治療ならず

古いものですが、『日刊 SPA!』2018年6月6日のネット記事に 「『小児性愛は治せる』と医師が断言。犯罪を起こさせない治療法とは」 というのがありました。 https://nikkan-spa.jp/1481527 これは、タイトルの通り、いかに犯罪を起こさせないのかという話で…

誰かのためなら頑張れる、かも知れない

木山啓子『誰かのためなら人は頑張れる』(かんき出版2010年)に以下のような話がありました。 2004年、インドネシアでスマトラ島沖地震と呼ばれる大地震が起こりました。規模はマグニチュード9.3、死者は22万人と言われています。大津波も起こって、周辺の国…

教員による性加害

このところ、立て続けに教員の性加害が報道されています。ついでに熊による被害のニュースもやたらと目立ちます。これは、普段からあったものを集中的に取り上げることで、増えているから問題だという意識を人々に植え付ける効果が狙われているのかもしれま…

SNSの動向

近ごろ、私のX(旧Twitter)のアカウントが凍結されました。また、Instagram系のSNSであるthreads でアカウントを作ろうとして、「小児性愛」という語を検索したら、細かい言い回しは忘れましたが、不適切な、もしくは利用規約に違反する可能性のあるワードが…

SNSと自己認識

2023年10月2日のT B Sニュースのデジタル版によると、某有名予備校の元講師二名が、女児の盗撮及び個人情報を漏洩した件で同年9月30日に逮捕されたそうです。 彼らは小児性愛者の集うSNSに女児の写真や情報をアップしており、スカートの中なども盗撮していた…

ペドフィリア差別や擁護に反対することについて

最近、旧Twitter上で、「ペドフィリア差別に反対します」「ペドフィリア擁護に反対します」というタグが物議を醸したようです。 あくまでも旧Twitter上での事なので、大したことではないとも言えるでしょう。 ただ、世間一般に話が広がったとしても、注目度…

人のせいにするのはやめよう

一体なぜ自分はロリコンなどになってしまったのか。自身のペドフィリアに気付いた時、人はそう自問します。そして原因をいろいろと探り始めます。 あの時のあの出来事がきっかけだったのではないか。育てられ方に問題があったのではないか。脳の一部に欠陥が…

裸体を目にする必要性

日本では、異性の裸を目にする機会が近年ますます減っているような気がします。 日本人の、南アジアとの文化的繋がりを指摘した民俗学者がかつて言っていたのは、日本人はよく裸になるということでした。半世紀前には夏に上半身裸で団扇などを扇いでいる男性…

弱さを強さにできないか

小児性愛者と聞くだけで、世の中には犯罪者だと思われる風潮があるのですから、小児性愛者は、他人から常に非難や差別をされる危険のある世間的な弱者だと言えます。 実際の子供に何もしていなくても、存在しているだけで忌避されるのでは堪りません。けれど…

疲れた小児性愛者と依存症

世の中にはさまざまな依存症があります。アルコール依存症、各種の麻薬依存症、ギャンブル依存症、セックス依存症、テレビゲーム依存症などですが、これらは、最近では、特定の刺激によって脳に変化が起こることが原因であると考えられています。 変化を起こ…

倫理的マイノリティー

同性愛者や性同一性障害者と小児性愛者は同列に並べられるかどうかという議論があります。性同一性障害は性自認の問題なので、違う気がするのですが、同性愛と小児性愛は性対象の問題なので、同列に扱うべきだと思います。よくある反論の、小児性愛は性嗜好…

困難さの再確認

積極的な思考を持つことはペドフィリアにとっては困難なことかもしれません。自分自身に絶望していることが想像できるからです。 ペドフィリアという特性が、抜けない棘のように刺さったまま、常に心に痛みを感じているような人生です。ペドフィリアとしての…

「ロリコンとうさん」上演迫る

NICE STALKER主催の演劇「ロリコンとうさん」が、2023年8月30日から上演されます。場所は、@下北沢ザ・スズナリ。イトウシンタロウ氏の作です。 上演前なのですが、この見どころは、制作過程でロリコンの人達を相手に、30人以上に対してインタビューを行って…

ペットとしての子供2

前回、「子供とペットとを同レベルの認識で捉えているペドフィリアは、最も直接的に子供に性加害しやすい」と書きました。 そして、実際には、ペットを意識せずとも、内心そのように子供に対してイメージしているペドフィリアが一番多いのかも知れません。 …

ペットとしての子供1

子供と愛玩動物いわゆるペットとを同一に論ずるのは、何か子供に対してその尊厳を犯しているような感じがするでしょう。 しかし、ペドフィリアにとって、子供とペットには通じるものがあります。 まず、見た目の良い子供の画像などをたくさん蒐集することが…

離人症とペドフィリア

ドストエフスキーの『死の家の記録』の中にこんな下りがありました。囚人たちは、何十年という懲役の終わることを待ち望み、終わったら何をしようかと考えている。まるで、懲役が終わったら、監獄に入る前の年齢に帰るかのように、自分の年齢など省みず、あ…

茨の道を孤独に歩む

ペドフィリアの権利が社会的に認められることは今後もないでしょう。それは、一方向的な志向だからであり、対象である子供からこちらが求められることがないからです。 だから、流行りのLGBTのように、社会運動を起こそうとしても無駄です。自分たちも性的な…

まずロリより始めよ

「小児性愛」という病 ―それは愛ではない』(斉藤章佳著、ブックマン社、2019年) という本があります。一部の小児性愛者による犯罪の事例から、その「認知の歪み」等に焦点を当てて論じたものです。 しかし、愛とは何でしょう。何かが好きだという気持ちは全…

いわゆるカミングアウト

小児性愛者は、基本的に互いを紹介しあうことなく、密かに孤独に過ごしています。その理由は、ホモセクシャル等と違って、仲間を作っても、目的である子供とは関係ないからであり、また、存在自体に否定的な見方しかされないからでもあります。 かなり以前、…

ニーズは何か?

前々回、ペドフィリアの最終的な目的は、子供と恋愛関係になってセックスすることだと書き、意識できる表層的な思考においてはと加えました。 では深層においてはどうなのでしょう。ペドフィリアの自己像が「傷ついた子供」であることは、これまで何度も指摘…

不安を掻き立てる風説に注意

小児性愛者という存在は、その性質だけ知って、一人一人の顔を知らない場合、不気味なものです。小児性愛という特性は人格のほんの一部に過ぎないのですが、「小児性愛者」という概念は、まさにその部分のみで人間集団を括っているからです。 そんな人間は実…

子供に好かれる努力をしよう

ペドフィリアの最終的な目的は、子供と恋愛関係になってセックスすることです。少なくとも、意識できる表層的な思考においてはそうです。 それを実現させること自体が社会的に倫理的問題だと現代ではされているのですが、何よりも、途中を飛ばして性的交わり…

他人の体液がなぜ欲しい?

ヨーロッパでは、お乳の出ないお母さんが赤ちゃんを育てるのに、牛乳ではなく、他人の母乳を貰ってそれを与えることを、所によってはしているそうです。 日本にも、乳母という人がいました。 他人の体液に触れたり、口に入れたりすることと、これは全く同じ…