小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

向上しよう!

「ありのまま」というのは、現代では持てはやされる言葉の一つです。それは、他者に合わせるのでなく、自分自身として世界に向き合いたいという、個性の尊重と個人の自由を求める感覚に通じるからでしょう。 ただ、この言葉は別段新しいものでもなんでもない…

映画紹介1

映画を紹介します。 『小さな唇』です。舞台がオーストリア、俳優がイタリア人、言語が英語という、架空のヨーロッパ世界になっていて、それも面白いところです。戦争で男性機能を失った主人公が、帰還した故郷で出会った少女に恋してしまうという話です。 …

教育現場こそペドフィリアにはふさわしいのかもしれない

小児性愛者が教育現場に「潜んで」いるという表現がしばしばされる事を以前指摘しました。そして、特に「潜んで」いるのではなく、真面目に教育に当たっているのだという事も述べました。 彼らは、従事する機関に必要とされる教育課程を果たし、免許等を取得…

性的なものの気持ち悪さ

性的な嗜好の特殊さは、何につけ気持ち悪がられるものです。 フェティシズムを例に取れば、女性の履いた靴を集めるとか、毛髪の収集をしているとか聞くだけで、人は嫌な顔をすることでしょう。 同性愛も気持ち悪がられ、ホモと言えば、揶揄の対象にもなりま…

小児性愛者こそファッションに凝るべし

罪者 「犯罪者」や「オタク」がイメージとしてある小児性愛者ですが、イメージから思い浮かべられる外見が事実に即している訳ではありません。 実際には、その姿は千差万別であり、傍目からその人が小児性愛者だと見分けがつくことはないでしょう。 女性の小…

思春期前のロリコンは普通の子ども

小児性愛とは、その名の通り、子供を性的な対象とするところに核心があります。 しかし、自身がその対象の年齢だった頃にも、誰かを好きになったことがあり、その相手は、同年代かそれに近い年齢だったのではないでしょうか。 つまり、その頃には、後年の小…

広義の発達障害を疑え

精神的な障害へのアプローチにも、身体から入るという考え方があります。 本来なら幼い頃に発達すべき身体的な部分が何らかの原因でストップしてしまう事により、さまざまな困難を後年抱えるという視点です。 例えば、新生児には「原始反射」というものが幾…

マイケル=ジャクソンにちなんで

精神科医の斎藤環さんが、日本嗜癖行動学会誌98『アディクションと家族 第25巻2号 特集ペドフィリア』(2008年)に、ペドフィリアの自己像が「傷つけられた子供」であると書いていました。 故マイケル=ジャクソンが同性愛的小児性愛の持ち主だったことは広く噂…

ロリコンの性犯罪の再犯率が高いのは当然

ロリコンによる性犯罪の再犯率が高いことは有名です。 ちなみに、このブログでは、小児性愛、そしてその傾向を持つ者を、分からなくならない範囲で、共にペドフィリアと呼んでいます。英語のように、傾向をペドフィリー、それを持つ者をペドファイルなどと区…

倫理感覚とペドフィリア

以前言及したDSMによると、小児性愛障害は、児童との性愛の渇望に苦しむということで特徴を規定されています。 しかし、そればかりでなく、自分にそういった性質のあること自体に苦しむのです。そして、意志ではやめられません。本当に意志を以てやめようと…

小児性愛者が教育施設で働くこと(1)

教育関係の施設で仕事をしている人物の中にペドフィリアが「潜り込んでいる」という表現がよくなされます。まるでスパイのようです。 これは、ペドフィリアというそこだけに焦点を当てるからそう言うのであり、視点を変えれば、異性愛者の男性が女子校の教員…

専門家は小児性愛者の役に立つのか

小児性愛の専門家、という人がいるかどうか知りませんが、精神医学の専門家や評論家がいろいろとその分析をしています。 しかし、その結果は当の小児性愛者の役に立っているのでしょうか。もしかしたら、何の役にも立っていないのではないでしょうか。 「役…

暴力性とペドフィリア

子どもを性的な対象にすることがペドフィリアの危険視される最大の特徴であることを書きました。そして、そこには暴力性・加虐性が常に読み取られます。犯罪予備軍だということです。 けれども、振り返って「成人を対象とする異性愛者」のことを考えてみると…

子供と性交渉を持ちたがるのは当然

ペドフィリアが危険視され、かつ糾弾される的となる最大の特性が、子供と性交渉を持ちたがるという点でしょう。反対に、これが無かったなら、ペドフィリアは、子供が好きな困った人程度の認識で済むのかもしれません。 しかし、ペドフィリアが、対象とする子…

性的な対象は子供の体つきそのもの

ロリコンが子供を性的な対象にする理由として、「大人の女性に相手にされないから」とか「子供なら思い通りにできるから」などということが、しばしば言われます。 しかし、子供と大人では体形に大きな違いがあります。 「体は豊満で、顔は幼い子供のような…

ペドフィリアは異なる原因から現れた「熱」のような症状なのか

「ロリコンでよかった」という歌があります。内容は、子供のような体型の大人の女性が、自分の恋人がロリコンであることに安心するというものです。https://youtu.be/H-1gp6N5rlU これは一つの誤解であり、子供に見える大人ならペドフィリアは受け入れるとい…

川端康成の作品について

川端康成がペドフィリアだったかどうかは不明ですが、少なくとも共通した心理的部分を持っていたことは間違いありません。 川端の描く「少女」は、たいていは14歳から16歳くらいのようです。しかし、その少女へのあこがれの気持ちと美しさへの視点は、ペ…

虐待という語をやめよ

児童虐待という言葉をよく耳にしたり目にしたりします。誰が使い始めたのでしょうか。 虐待とは、極めてきつい表現です。そこに児童が付くと、なおさら過激な印象を受けます。恐らく、この言葉を使い始めた人たちは、その印象を与えることも意識していたこと…

文学作品1

小児性愛をモチーフにした文学作品があります。無論、インターネットの普及と投稿サイトの林立により、巷には現在、素人の作品がほとんど無限にあふれているのですが、評価の定まった文学作品も存在します。小児性愛そのものとは言えなくても、そのように読…

性癖が人格のすべてではない

ペドフィリアが犯罪行為をして逮捕されたときによく知人などのコメントであるのが、「とてもまじめな人物だった」「人から信頼されていた」「親切だった」というものがあります。 これらとペドフィリアということのギャップに大きな印象を受けるのでしょうが…