ペドフィリアについて述べているものは、ほとんどが犯罪に関することしか扱っていません。実際の犯行について、もしくは「いかに子どもを守るか」という視点からです。
中には、カウンセリングなどの治療を行う側でさえ、そういう立場で述べている場合があります。
人を一体何だと思っているのか、と感じます。
これではまるで、蜂に刺されることだけを焦点に蜂の研究をするようなものです。それでは蜂のほんの一部分しかわからない筈です。
ペドフィリアについて内面から知り、当人の助けになろうとする態度が必要です。
以下の本は良書として挙げておきます。残念ながら、絶版のようですが、古書なら入手可能です。