小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

変態性が世界を拓く

 仮に、付き合っている相手が腋臭だったとしましょう。

 

 このとき、その腋臭に好感を持っているか嫌悪感を持っているかで、相手との関係性が幾分違ってくるでしょう。

 

 もしも、相手が自身の腋臭に気付いていて、しかも悩んでいた場合、こちらが腋臭に好感を持っているならば、相手に温かい気持ちで向き合うことができます。

 

 思えば、さまざまな性的逸脱には、普通なら嫌悪されるようなものに好感を持つものが多くはないでしょうか。

 

 さまざまな体臭であったり、体液や糞尿であったり、痛みであったりと、日常的には避けられるものに独特な関心を持って彼らは向き合います。故に「変質者」と呼ばれる訳です。

 

 けれども、冒頭の例のように、「物は使いよう」です。糞尿に興味があるなら、それらに平気で近づくことができるでしょうし、唾液や汗など、体液の質についても、詳しい知識を求めていくでしょう。痛みの質が良くわかるなどは、まさに臨床の知を身に付けた人です。

 

 夏目漱石の孫で漫画家の夏目房之介氏の『男と女の法則―マンガ・セクソロジー入門』祥伝社、1987年、には、アナルセックスの痛くないやり方を女性が解説しているという古典の紹介があります。これなど、体験しなければ分からない世界に介入している点で、崇高ささえ感じられます。

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 「Yahoo知恵袋」を覗いてみると、性器の悩みを相談する女性の投稿が沢山あります。このうち、形や色の悩みは、欲望から女性器を画像などで見る機会が女性よりずっと多い男性からすれば、悩む必要もない事ばかりです。

 

 一般の女医よりも数多くの女性器を、相当数の男性が目にしている可能性もあります。それも欲望のせいですが、それを女性の役に立てる事ができます。

 

 性的逸脱を否定するのでなく、昇華すること、それが自他共に生かす道になるのではないでしょうか。