小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

暴力性とペドフィリア

 子どもを性的な対象にすることがペドフィリアの危険視される最大の特徴であることを書きました。そして、そこには暴力性・加虐性が常に読み取られます。犯罪予備軍だということです。


 けれども、振り返って「成人を対象とする異性愛者」のことを考えてみるとどうでしょうか。アダルドビデオは世にあふれかえっています。そしてその内容にはほとんど暴力的な何かが娯楽の一部として盛り込まれています。


 暴力的なことというのは、性を取り払えばいよいよ巷に溢れています。格闘技などはルールのあるけんかと言われますが、サッカーなども、攻撃性がなければ務まりません。暴力性・攻撃性は、人間の性質の一つだと言えるでしょう。


 つまり、ペドフィリアに対して言われることは、子供という部分を別なものにしたら、全く、成人を対象とする異性愛者と変わりないと言えます。


 ただし、過度の加虐性や自虐性になると、話は少し変わってきます。性的な対象の逸脱とは別に、女装・男装と言った服装倒錯や、フェティシズムサディズムマゾヒズムのような倒錯があります。これらは、成人を対象とする異性愛者にも、ペドフィリアにも、同性愛者にも存在しうるものです。


 そして、性的対象の逸脱にこれらの倒錯が重なっている場合が多いことは、注目すべきであると思われます。