小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

マイケル=ジャクソンにちなんで

 精神科医斎藤環さんが、日本嗜癖行動学会誌98『アディクションと家族 第25巻2号 特集ペドフィリア』(2008年)に、ペドフィリアの自己像が「傷つけられた子供」であると書いていました。

 故マイケル=ジャクソンが同性愛的小児性愛の持ち主だったことは広く噂されており、裁判が起こされたりもしています。そして、生前、彼がしばしば、自分の少年時代が不幸なものだったことを嘆く場面が放送されていました。

 マイケルがペドフィリアだったことは充分にあり得ると私は思っています。遊園地を自宅に作ったり、一日中ゲームセンターを借り切ったりという行為も、子供らしい生活のできなかった子供時代を取り返そうとしていたかのようです。というより、そのようにしか思えません。

 マイケルについて、以下の点を指摘することができます。

 一つ目は、その名声や財産等の恵まれた生活環境にも関わらず、彼は不安で不幸を抱えていただろうこと。

 二つ目は、不幸な子供という自己意識は変えられるかもしれないこと。

 三つ目は、マイケルの業績はペドフィリア如何に関係なく偉大だということ。

 一つ目は、ペドフィリアに共通した感覚でしょう。二つ目は、ペドフィリアの治癒の可能性の示唆です。三つ目は、やはりペドフィリアという属性だけで人は判断できないということです。