小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

臨床の知

 いわゆる水商売の仕事に携わるホストやホステス、また風俗嬢と呼ばれる人の中には、異性の心理を実によく知り、深い理解を寄せつつ、上手に自分を保てる力をも育てて、人気と信頼を得ている人がいます。

 

 性に深く日常的に関わったが故にこそ、経験を通して培われた技術です。

 

 性の中に自分も浸かりながら異性と関わる中で得られた知識は、例えば性教育に携わる教師や、泌尿器科の医者や看護師の持つ知識とは異なるものです。後者は自分が蚊帳の外にいるかの如く、客観性から離れていません。そのため、そういう人の語る言葉には、聞く人にあれこれの空想を抱かせる余地があり、嫌らしさの付け入る隙があるものです。

 

 それに対して、前者は感情も含めた経験に裏打ちされた総合的な智慧です。全人的なそのあり方には、部外者の付け入る隙がありません。彼らの話す性の話は、過激なものであっても、隠微さが却って無くなっています。そして、彼らに相対した者は、自分の性を受け止められ深く理解されたと感じます。

 

 これは、哲学者の中村雄二郎氏が言う「臨床の知」そのものです。

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 小児性愛者も、この臨床の知を獲得するよう努力すると良いのではないでしょうか。

 

 小児性愛者の認知のゆがみについて取り沙汰されてはいても、気持ちが子供に常に向いている分、子供をよく理解することも、一般の大人よりはしやすいでしょう。

 

 よって、以下のことを提案したいと思います。

 

 ペドフィリアという性向を放っておいたり抑圧したりすべきではないこと。

 

 ペドフィリアであるが故に備わっている性格的特性を、善い方向へ伸ばす意思を持つこと。

 

 空想を刺激する媒体に触れている状態に留まることなく、子供と実際に関わるべきこと。しかも、愛情の必要な責任ある立場に立つこと。