小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のために考える

小児性愛者(ロリコン、ペドフィリア)のためになることを考えていきます

ジュニアアイドルについて

 芸能人には、ジュニアアイドルというジャンルが存在します。これに対し、賛否両論ありますが、ペドフィリアとの関係で考えてみたいと思います。

 

 まず、アイドルという存在の性質を考えてみると、単純に言って、現実には存在しない理想的な人間的属性を形に現そうとする職業、とでも言えるでしょうか。

 

 即ち、理想を演じている存在です。これは、面白いことに、と言うか、それしか方法もなかったのですが、生身の人間が演じることから始まりました。

 

 映像文化が発展してから、舞台を超えて、いつでもどこでも目にすることができることからより身近な存在になりました。

 

 同時に、アニメーションの発展によって、観念だった理想は、実物の人間という回り道を通って、非現実的な世界に再帰してきています。

 

 アニメはアイドルの概念を広げました。それは単なる絵として捉えられるだけでなく、感情移入できる存在になっています。絵に恋心を抱く「二次元オタク」の登場がそれを物語っています。

 

 更に今では、初音ミクなどバーチャルアイドルのコンサートがありますが、ここまで来ると幻覚と紙一重だと言えなくもありません。

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 元々、観念としての理想ですから、物理的な制約の出る「リアル」よりは、手の込んだ絵の方が表しやすいものです。

 

 だから、もしも自分のほうが絵の中に入れるなら、理想をより体験できる事になります。

 

 バーチャルアイドルのような形は、理想の降霊会のようなものです。今後は、VRゲームにその兆しがある通り、人間がバーチャルな世界に行くことになるでしょう。

 

 さて、ジュニアアイドルは、年齢が幼いというだけで、質的には大人のアイドルと何ら変わりはありません。誰がどんな年齢にどんな夢を見ているのかという点だけが違います。夢を見ているのは基本的に大人です。

 

 問題になるのは、大人が見ている夢を、本人の意図ではなく、やはり大人が子供に負わせて形にしても良いのかという点です。

 

 大人がしてほしい格好をさせたり、言ってほしい言葉を言わせたり、してほしい行動を取らせたりする点が問題です。

 

 これは、どうも駄目な気がします。

 

 経済活動がそこに必ず結びついているのが何より良くない事です。どうすれば「売れる」かという話になると、子供の意向などますますどこかへ行ってしまい、大人の夢をより形に表そうとする方へ向かうのは当然です。

 

 ジュニアアイドルには勿論、ジュニアアイドルにしか出せない魅力があります。

 

 例えば、初期のBABYMETALというバンドは、思春期後期の子が一人と、思春期初めの子二人による構成でしたが、その、成長の質の違う女の子たちが共演する魅力は取り替えのきかないものでした。そして彼女らの成長とともにそれは失われていきました。

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 ジュニアアイドルのような存在は、小児性愛者にとっては、限りない喜びの種になります。そのように意図されて作られているのですし、握手会などあれば、触ることすらできるからです。

 

 しかし、所詮は「一時的に触ることのできる」幻影に過ぎません。子どもたちは大人の夢を演じ(させられ)ているのです。

 

 アイドル本人たちの方へ視点を変えてみると、ジュニアアイドルの、十代半ば以降のアイドルとの違いは、性に関係した気分を大人と共有できるのか否か、です。

 

 大人はジュニアアイドルに性的な夢も受け負わせます。十代半ば過ぎなら、それを感覚的に理解できるでしょう。自分もそこに乗って、楽しむことさえ可能です。

 

 しかし、性的な視線を持って近づいてくる不特定の大人は、思春期前の子供には不気味なものです。

 

 そういう環境に子供を置くことで、その子供の将来に影響が出るだろうということは簡単に予想できます。非常に特殊な成育環境です。

 

 ジュニアアイドルとは少し異なりますが、マイケル=ジャクソンの話は以前記しました。

 

 性交同意年齢を十六歳にしようとしている現在、全く同じ観点から、ジュニアアイドルをも廃止して、そのような場に出る年齢も併せて十六歳にすべきではないでしょうか。

 

 いずれ、バーチャルリアリティーのゲームにも恋愛ものが登場するに違いありません。ゲームがもっと進歩して、嗅覚や触覚に訴えるようになったら、ペドフィリアはたちまち依存症に掛かるでしょう。

 

 重度の引きこもりとして社会から隔離されることで、小児性愛者が表に出ることがなくなりそうです。丁度それは、ゴキブリ=ホイホイならぬ「ペドフィリア=ホイホイ」になるかもしれません。

 

 ジュニアアイドルにせよ、アニメにせよ、VRゲームにせよ、そんな幻想にのめり込むことは破滅の道です。

 

 ペドフィリアは、現実の子供に向き合い、その存在を認識することから始めるべきだと思います。